今回もおまけを作りました!
Lux Lunae用シェルです!
よろしくお願いいたします!
今回もおまけを作りました!
Lux Lunae用シェルです!
よろしくお願いいたします!
ゆゆぴかさんに素敵なシェルを頂いたので、
それに合わせたバルーン:ワルプルギスの夜を作りました!
下記リンクよりダウンロードしてください!
ナナちゃんのお誕生日おめでとう!
苺パフェを作ってみました。
よろしければ、どうぞ!
https://drive.google.com/file/d/17VFLXL7CLXJeo1i8Cgtl48Vxx8WuYc-0/view?usp=sharing
遅刻!
お誕生日おめでとうございます!
誠にありがとうございます!
おまけの件ですが、思いついたのが3日前だったため
現在誠意制作いたしております。
完成の暁にはTwitterおよびうかどんにてご連絡いたしますので
よろしくお願いいたします。
臓腑の奥がむず痒いような、空腹のような熱を感じて足を止める。 撫でるように手を腹に当て、視線を前に向ければ石畳を跳ねるように軽やかに歩く姉がいる。 「姉さん、俺、お腹空いたんだ。」 雑踏に紛れてしまうような声だったが、 少女には届いたようで足を止めふわりと振り返る。 「それじゃあ、帰ろうか。」 にこりと笑い差し出された手をつなぐ。 少女は雑踏へ軽やかに歩き出す。 つないだ手に引かれるように少年も歩く。 まるで被膜の中のような、水中のような圧迫感の中を引かれるままに長いような短いような時間歩けば見慣れた屋敷が目の前に現れた。 「たっだいまぁ~!!」 移動の疲れなど感じさせない元気さで入り口をくぐる姉の姿に思わず口元が綻ぶ。 「うるさい。」 艶のあるアルトと共に夜闇のようなドレスを纏った女が階段を降りて来る。 「……仕事有る?」 ここを主に切り盛りしている女主人のアルベルタだ。 「そうだな……ああ、有るぞ」 眼鏡越しの視線が中空を睨むように見つめ記憶と照合していたのだろう。 数秒で俺に最適な仕事を用意する。 「今から準備して来る。時間は?」 ネクタイをゆるめ、ベストの釦を外しながら問えば 「一時間後だ。」 部屋に向かうためアルとすれ違いながら階段を登り踊場で付いて来ていた姉に向き合う。 「姉さんは先に部屋で休んでて。俺も終わったら部屋に行くから。」 「はーい♪行ってらっしゃい。兄弟。」 ぴょんぴょんと音が聴こえそうな足取りで階段を登り、右手側の部屋へと入って行く姉を見送り階段を登った。 夜半、少々ダルさがあるが空腹はおさまった身体で音を立てぬよう姉の待つ部屋に戻る。 部屋の前でもう一度余計な臭いが無いことを確かめ部屋の中に滑り込む。 「姉さん、ただいま。」 明かりの落とされた中危なげなくベッドまでたどり着く。 「おかえりぃ〜。兄弟……。」 ふにゅふにゅと寝ぼけながらもしっかり返事をする姉の頭を撫でる。 「ほらぁ、おいでぇ。」 布団を捲り、誘うのに服を落とし潜り込む。 「ふふ〜。おやすみ兄弟」 むにゃむにゃ抱きつく姉の頬に口づけし、 足を絡めるように裸で隙間が無いようにする。 「おやすみ、姉さん。」
道に迷った「キミ」がたどり着いたのは 大きな池?のほとりにある四阿。 道は有るがどちらに向かえば良いかわからない「キミ」は人が訪れそうな四阿に向かう。 四阿は何処ともわからない場所に立っているにしてはとても綺麗に整えられている。 疲れを感じた「キミ」は誘われるようにそこの椅子に座る。 周りは木々と池…?、どこに通じているかわからない道。 人が居るか不安に襲われた「キミ」はか細く「誰か居ませんか………?」と問いかける。 「ありゃ?お客さんだ!」静寂にかき消されそうだった問いは鈴を転がすような声が応える。 「ご指名ありがとうございます!私は柚絵!偽名だよ!」 指名もしてないし、偽名の言葉に目を白黒させていると反対からもう一つ声が 「俺は理人。同じく偽名。ようこそ。」 まるでそこには鏡が有るかのような少年と少女。 ただし、少女は猫のような笑顔で少年は無表情。 二人は同時に口を開く。 『ゆっくり、寛いでいってね。』 その言葉とともに、少女は菓子を少年は紅茶を「キミ」の目のに置いていく。 あまりの手際の良さに「キミ」は帰り道を聞きそびれてしまったのだ。