ゴースト作者: 山田 柾志
シェル作者: 桂海人
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The second ghost
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どんな所にも光はある。
どんなに深い穴の底にだって光は届く。
どんなに暗い部屋だって光を灯すことは出来る。
そう思って、焦がれて、願って――ずっと願い続けるまま長い月日が経ち。もう何が『願い』だったのかすら解らなくなったころ。
私は、夢を見た。
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・登場人物紹介
『るぃ』
『赤線区域』に住む少女。快活で行動的、しかし繊細ではないため時に周囲（というかつばき）を呆れさせるようなミスも多い。
刃物全般、特にナイフをこよなく愛しており、暇さえあればメンテナンスやコレクションを眺めている。
昔、漫画で見た『何でも屋』という職業（？）に憧れており、本人も自称『何でも屋』を名乗っているがその胡散臭さにより客足は遠のく、というか殆どいない。現在は仕方なくコソ泥に手を染めつつ糊口を凌いでいる。
幼い頃、『赤線区域』のスラムで空腹に倒れていたところをある人に拾われ、『第二』で生活することになる。しかしさる事情により脱走し、現在に至る。
いつも体中にナイフを仕込んでいるが、基本的に殺生はしない。『第二』によって付属されたオプションをインストールをされたため身体能力は抜群だが、もっぱらそれはコソ泥がバレた時に逃走するために使用している。
お肉大好き。
『つばき』
るぃに取り憑いた幽霊。……と本人は語っている。
冷静でいて皮肉屋。るぃのご意見番としていつもふよふよ浮いている。
コソ泥稼業に勤しむるぃをなんとか更正させようと孤軍奮闘するが、なかなか上手くいかないのが最近の悩みのタネ。
基本的に実体はないが、一時的になら肉体をもつことが可能で、読書したり食事をするときなどは実体化する。
夜に一度、外で実体化を行ったときに街の人間に幽霊だと騒がれて以来、るぃ以外の前には実体をもって現れないようにしている。
可愛いもの大好き。
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2007/12/01: ウカガカーニバル2007 ※link飛び入り賞にエントリー。
2009/08/08: マスターシェル変更。
# 「旧master」シェルが同梱されています。